大会の正誤判定
全体ルール
●問題が読み切られてからの待ち時間は3カウント。カウントが終わってブザーが鳴らされた時点で「スルー」とし、その問題に対して解答することはできない。待ち時間内でボタンが押されても、ブザーでキャンセルされてしまった場合、スルーとする。
●ボタンが押されてからのシンキングタイムは5カウント。カウントが終わってブザーが鳴らされるまでの間にクイズに解答すること。無解答のままブザーが鳴ったり、発した解答がブザーと重なったりした場合、誤答とする。
●解答が正誤判定者に聞こえなかった場合、正誤判定者は「同じ答えを言ってください」と言って解答者の再解答を求める。この場合、解答者は最初に言った答えをそのまま答えなくてはいけない。
●解答が「正解に限りなく近いが、そのままでは正解にならない」と正誤判定者が判断した場合、正誤判定者は「少し変えて答えてください」と言って、解答者の再解答を求める。この場合、解答者は最初に言った答えをそのまま言わず、別の答えを答える。この解答が用意している正解と異なる場合は誤答とする。
●問題について本大会が用意していない別解で解答した場合、誤答となる場合がある。 (①芸名で活動する人物の本名②規範的と本大会が考える呼び名とは異なる呼称 など)
人名について
●日本人名の名字のみを答えた場合など、「(それだけでは正解と判定できないような)正解のはじめの一部を解答した」と正誤判定者が判断した場合は、シンキングタイムのカウントをそのまま続行する。このとき、解答者は続けて答えを発声できる。カウント終了までに解答の継続がなかった場合は誤答とする。
●人名に関しての敬称・肩書(「○○さん」「○○選手」など)の有無は、正誤判定には関係ない。しかし、明らかに間違った敬称・肩書をつけた場合は誤答とする。
●東洋人名(日本・韓国・中国・台湾など、主に氏名表記に漢字が用いられる国)は、基本的にフルネームでの解答に限り正解とする。ただし、東洋人名でも、通称が固有名詞化した場合や、四股名はこの限りではない。
●人名は原則として、芸名・ペンネーム・登録名(それぞれ東洋人はフルネーム)など最も一般的に知られていると本大会が認める名前のみを正解とし、本名や別号など「知名度が低い」と正誤判定者が判断した解答は「誤答」または「少し変えて答えてください」の対象とする。
●西洋人名は、原則ファミリーネームのみで正解とする。ただし、明らかにフルネームを要求される問題の場合は例外とする。
●複合姓はファミリーネーム同様、区別の必要性がある場合のみ求め、原則一般的な呼称で正解とする。
●以上の人名に関するルールは、実在しないキャラクター等にも適用するが、小説等においてファーストネーム等で呼ばれている割合が多い場合は、ファーストネームのみでも正解とする。
複数回答について
●複数のものから一つだけを答える問題の場合、問題文のままの順序で全てを答えた場合は正解とするが、それ以外の場合、全てを解答するのは誤答とする。
●都道府県名と都市名などの広い領域と狭い領域を続けて答えた場合、狭い領域の方を答えたものとみなす。ただし、広い領域を答えさせる問題の場合は、「少し変えて答えてください」の対象とする。
●「××の法則」のような法則名を答える問題で、「誰の法則でしょう?」といった問題文になっていない限り、「××」のみを答えた場合はシンキングタイムのカウントをそのまま続行し、「××の法則」と答えた場合のみ正解とする。
●同様に「△△の戦い」のような戦いの名前を問う問題で、「何の戦いでしょう?」といった問題文になっていない限り、「△△」のみを答えた場合はシンキングタイムのカウントをそのまま続行し、「△△の戦い」と答えた場合のみ正解とする。
●歌詞や文章の一部を問う問題で、問われているもの以上を解答した場合は、たとえ歌詞・文章通りでも「少し変えて答えてください」の対象とすることがある。その場合、解答者はより絞った解答をしなくてはならない。ことわざや慣用句など、全体で1つのイディオムとして認知されている言葉はこの限りではない。(問われているものの一部しか場合はカウント続行の対象となる)
●ことわざや慣用句のすべてを答えた際、問われているものは正解だが、問題文と一部が異なっていた場合は「少し変えて答えてください」の対象とすることがある。その場合、解答者は問われているもののみか、問題文通りのことわざや慣用句で答え直さなくてはならない。
●被子植物の分類は、APG体系で分類された前提の解答を正解とする
●解答にあたって制限などがある場合、問題の前に問読みが告知を行うことがある。
●その他、判定の詳細については正誤判定者にゆだねられるものとする。
カンニング・不正行為について
●カンニングなどの不正行為は一切禁止する。本大会では、カンニング行為や教え合い行為は一切許容しておらず、発覚した場合、当事者を失格処分とし退場を命じる。
●不正行為は、主に以下の行為が該当する。
〇早押しクイズ中の許可されていないスマートフォン等電子機器の閲覧・操作
〇資料の持込(下敷きとして資料を使用する行為も該当する場合がある)
〇教え合い行為
〇その他、公正なクイズの進行を妨げる行為
●不正行為が発覚した場合、その時点で大会全体を通して失格とし、退場を命じる。
●実際にカンニング行為をしていない場合でも、スタッフや他の参加者に疑われるような行為をした場合、スタッフ判断で失格にする可能性がある
問題や得点に関する疑義・申し立て
●自身が誤答した問題の出題や正誤判定の内容に対する疑義がある場合、解答者は、当該の問題から2問先の問題が読まれるまでに意思表示をすることにより、「審議」を求めることができる。
●また、得点表示についても同様に、疑義がある場合、解答者は、当該の問題から2問先の問題が読まれるまでに意思表示をすることにより、「審議」を求めることができる。
●「2問先」はラウンドやセットをまたいでは適用されない。そのセットにおける最後の問題、また最後の問題の1つ前の問題についての申し立ては、各ラウンドすべての順位判定が確定する以前に行われたものを有効とする。
●疑義の申し立ては、原則として問題と問題の間において意思表示を行うこととする。 審議を求める際は、そのことが明確にわかるように口頭で意思表示する。その後、意思表示の内容に基づき、当日スタッフ間で審議を行い、対応をアナウンスする。
●解答者は疑義についての明確な根拠を呈示せずとも審議を受けることができる。少しでも疑わしいと感じた場合には、積極的に意思表示を行うことを推奨する。
●審議を求める意思表示を行うことができる回数には制限を設けない。ただし、意思表示の権利が濫用され、大会の進行や試合展開に悪影響を与えていると認められた場合には、当日スタッフ間の協議に基づき、回数制限の適用など何らかの処置を取ることがある。
●決勝ラウンド中においても、試合時間中に審議を求めることは可能で、その際には時間を止める。
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